協会が提供している『投資物件チェックシート』の内には、管理委託契約を確認する項目があります。ここでの注意点についてお伝えします。※投資物件チェックシートの記載場所:表面 右側中央部分●管理会社との関係管理委託している物件の場合は、管理会社の協力が必要になります。理想は売主と一緒に管理会社へ訪問し、売買することに対して協力をしてもらうことです。なお、協力をお願いした際の対応によって、管理会社の質を把握することができます。良い管理会社であれば管理が継続できるように協力することで、管理会社とも良好な関係が築けます。●管理委託契約のチェック管理委託契約の種類として、包括的な管理業務委託、集金代行、建物管理などが挙げられます。管理委託契約は支出になりますので、必ず把握をしてください。管理会社と賃借人、または、管理会社とオーナーとの口約束や暗黙の了承がある場合があります。その場合、契約以降に、口約束・暗黙の了承の件を言われる場合があります。その点も記録することで、ドラブルが防げます。自主管理の場合、個人オーナーなので賃貸借契約書、更新時の契約書、火災保険等の書類チェックをしっかり行う必要があります。内容まで踏み込んで書類チェックをしましょう。自主管理ということは「素人が物件管理と入居者管理をしている」ということになるので、不備があることが当たり前という心構えでいてください。●管理委託契約に関する補足管理会社の管理委託能力を把握する滞納者の件数や物件調査時の共用部の状況をチェックすることで、現在の管理会社を継続して使うべきか、管理会社を変更した方がより収益が上がるのかの判断材料になります。管理会社の変更を検討している場合管理会社を変更する場合は、売主から管理会社へ根回しをしてもらうことが大事です。売主から管理会社へ変更について伝えてもらうと円滑に管理会社を変更することができます。仮に買主から管理会社へ変更について伝える場合、情報を隠される可能性もあります。そのため、売主に協力を求めてください。売主からすれば、買主はお客にあたるので、協力的になってくれるはずです。こういったこともやり方ひとつなので、工夫をしてください。漏れの無い調査、トラブルの回避、さらには、他社との差別化を図るため、ぜひ投資物件チェックシートを有効活用してください。
※記事の中でメールマガジンという表記が出てきますが、このページは、会員向けに定期的に発信されているメールマガジンを集約したページとなっております。
協会が提供している『投資物件チェックシート』の内には、管理委託契約を確認する項目があります。ここでの注意点についてお伝えします。
※投資物件チェックシートの記載場所:表面 右側中央部分
●管理会社との関係
管理委託している物件の場合は、管理会社の協力が必要になります。
理想は売主と一緒に管理会社へ訪問し、売買することに対して協力をしてもらうことです。なお、協力をお願いした際の対応によって、管理会社の質を把握することができます。良い管理会社であれば管理が継続できるように協力することで、管理会社とも良好な関係が築けます。
●管理委託契約のチェック
管理委託契約の種類として、包括的な管理業務委託、集金代行、建物管理などが挙げられます。管理委託契約は支出になりますので、必ず把握をしてください。管理会社と賃借人、または、管理会社とオーナーとの口約束や暗黙の了承がある場合があります。その場合、契約以降に、口約束・暗黙の了承の件を言われる場合があります。その点も記録することで、ドラブルが防げます。
自主管理の場合、個人オーナーなので賃貸借契約書、更新時の契約書、火災保険等の書類チェックをしっかり行う必要があります。内容まで踏み込んで書類チェックをしましょう。自主管理ということは「素人が物件管理と入居者管理をしている」ということになるので、不備があることが当たり前という心構えでいてください。
●管理委託契約に関する補足
管理会社の管理委託能力を把握する
滞納者の件数や物件調査時の共用部の状況をチェックすることで、現在の管理会社を継続して使うべきか、管理会社を変更した方がより収益が上がるのかの判断材料になります。
管理会社の変更を検討している場合
管理会社を変更する場合は、売主から管理会社へ根回しをしてもらうことが大事です。売主から管理会社へ変更について伝えてもらうと円滑に管理会社を変更することができます。仮に買主から管理会社へ変更について伝える場合、情報を隠される可能性もあります。そのため、売主に協力を求めてください。売主からすれば、買主はお客にあたるので、協力的になってくれるはずです。こういったこともやり方ひとつなので、工夫をしてください。
漏れの無い調査、トラブルの回避、さらには、他社との差別化を図るため、ぜひ投資物件チェックシートを有効活用してください。