建物検査士は、建物の維持・機能向上に必要な「法律・建物の知識・調査実務」等の専門知識を学ぶ資格です。
当協会の投資不動産取引士と合わせて取得すると、物件査定の際に建物の状態を正確に価格へ反映することが可能となります。
また、宅建士等の資格のみを保有するよりも建物の状態評価に対して信頼度が増すため、収益物件のみならず賃貸物件等においても差別化を図ることが期待できます。
建物検査士はNPO法人日本住宅性能検査協会が主催する資格です。
この資格は建物の劣化や不具合、建物検査の実施方法や判定に関する知識・経験を有する専門家として、公平な第三者の視点で建物の現状を正確に把握し、調査結果を依頼主に適切に報告する業務を行うことを目的とした資格です。
資格は建物検査士と建物検査士補の2種に分かれ、建物検査士は建築士と言った資格が受講には必要なため、取得後は公的な書類(法的に効果のある)が作成できます。
一方、建物検査士補は受講資格の制限はありませんが公的な書類の作成は行えないため書類に法的効果はありません。しかし、検査結果を基に修繕の提案などのアドバイスが行えます。
資格取得をすると以下のようなメリットがあります。
①業務範囲の拡大
既存住宅等の現状を正確に把握し、建物を適切にリフォーム・リノベーション等で再生するための的確な情報提供が可能となるため、検査業務 の受託による業務拡大が期待できる。
②専門性のアピール
既存建物の検査業務をする上で、専門知識を有するものとして依頼者にアピールが可能。
<受講方式>
〇受講方式:オンライン講座
※受講はPC・タブレットを使ったweb動画になります。
〇受講可能期間:申込み完了から90日
〇受講時間:全約6時間(1コマ20分)
<受講資格>
建物検査士補
年齢、学歴、取得資格を問いません
建物検査士
以下に該当する場合
・一級、二級建築士
・一級・二級建築施工管理技士
・3年以上の建築、調査実務が有る者で認定試験80点以上の者
<費用>
〇受講料:17,800円 ※TFK紹介割引価格
合格後
〇登録手数料:11,000円
〇更新費用:2年毎11,000円
※TFK紹介価格の適用には以下のバナーからの申込みが必要です。
認定講座に関する質問(資格の詳細・受講方法など)は主催団体のNPO法人日本住宅性能検査協会(電話:03-5847-8235)までお願いいたします。