投資不動産専用重要事項説明書の特徴とポイント3|取引士向けお役立ち情報|取引士向けお役立ちコンテンツ|一般社団法人 投資不動産流通協会

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2022年01月17日

投資不動産専用重要事項説明書の特徴とポイント3


今回も引き続き、投資不動産専用の重要事項説明書です。
協会が提供している投資不動戦専用の重要事項説明書は、居住用の重要事項説明書を踏襲しつつ重要な部分だけ追加した重要事項説明書になっています。この重要事項説明書の特徴、ポイントなどについて説明していきます。

なお、読んでいただく際は、重要事項説明書もあわせてご覧いただくと、より内容をご理解いただけますので、ぜひご参照ください。

●役割
1.投資用不動産売買において、特に重要と思われる告知内容を付加しています。
2.居住用不動産の重要事項説明書を使用した時のような特約条項だらけになりません。
3.通例、覚書などで対応していた項目が満たされており、抜けや漏れがなくなります。

●特徴
(以下「 ※ 」は、当協会の重要事項説明書のページ番号です)
1.制限に関する事項を記載している
①各戸の制限に関する事項(※P14)
賃貸借契約上で様々な制限を加えているオーナーもいます。
例と挙げると、ペットの飼育を認めていること、室内喫煙禁止などです。新しく物件を購入したオーナーが、既存契約の各戸の制限を知らずに、以前と違う内容で入居者の募集をすると既存の賃借人とトラブルになります。そのため、各戸の制限に関する事項を明記するようにしております。

この項目は、オーナーに賃貸借契約の重要性を理解いただくことにもなり、丁寧に説明をすることで、無駄なトラブルを回避し、買主との信頼関係も深まります。


当協会の投資用不動産専用の重要事項説明書は、とても細かく記載する内容になっております。なぜなら、当協会は、『スムーズな取引』、『信用、信頼を得る取引』を行うこと目的としているからです。トラブルを未然に防ぎ、かつ、親身な対応をすれば、よりオーナーの信頼を得ることができる項目です。

協会では『良い取引をして投資家の囲い込みをする』『何度も取引のできる顧客にする』を前提に各種書面を作成しています。ぜひ当協会の投資用不動産専用 重要事項説明書を活用してください。



※記事の中でメールマガジンという表記が出てきますが、このページは、会員向けに定期的に発信されているメールマガジンを集約したページとなっております。