投資不動産専用重要事項説明書の特徴とポイント5|取引士向けお役立ち情報|取引士向けお役立ちコンテンツ|一般社団法人 投資不動産流通協会

取引士向けお役立ちコンテンツ

2022年03月17日

投資不動産専用重要事項説明書の特徴とポイント5

今回も引き続き、投資不動産専用の重要事項説明書です。
協会が提供している投資不動産専用の重要事項説明書は、居住用の重要事項説明書を踏襲しつつ、重要な部分だけ追加した重要事項説明書になっています。この重要事項説明書の特徴、ポイントなどについて説明します。

読んでいただく際は、協会の重要事項説明書もあわせてご覧いただくと、より内容をご理解いただけますので、ぜひご参照ください。

●役割
1.投資用不動産売買において、特に重要と思われる告知内容を付加しています。
2.居住用不動産の重要事項説明書を使用した時のような特約条項だらけになりません。
3.通例、覚書などで対応していた項目が満たされており、抜けや漏れがなくなります。

●特徴
(以下「 ※ 」は、当協会の重要事項説明書のページ番号です)
1.取引に関する事項を記載している
①代金・交換差金以外に授受される金銭の額及び授受の目的(※P14)
管理会社によっては、クリーニング費用を事前に預かっている場合があります。これは、敷金同様、賃借人からの預かり金になりますので、新しい買主に引き渡すようにしてください。トラブルの原因になります。

②敷金・保証金の扱いについて(※P14)
①の詳細になります。敷金・保証金の扱い事項について細かく記載した項目です。尚、敷引きの項目は、関西方面で行われている敷引きの風習を考慮しております。また、敷引きについて気がついてもらう意味も込めております。

協会は、『スムーズな取引』、『信用、信頼を得る取引』を行うこと目的としています。そのため、協会の投資用不動産専用の重要事項説明書は、とても細かく記載する内容になっております。トラブルを未然に防ぎ、かつ、親身な対応をすれば、よりオーナーの信頼を得ることができる項目です。『良い取引をして投資家の囲い込みをする』『何度も取引のできる顧客にする』を前提に各種書面を作成しています。ぜひ当協会の投資用不動産専用 重要事項説明書を活用してください。



※記事の中でメールマガジンという表記が出てきますが、このページは、会員向けに定期的に発信されているメールマガジンを集約したページとなっております。