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2024年02月01日

住宅新報1月号に投資不動産取引士の記事が掲載されました

住宅新報1月31日号に投資不動産取引士の記事が掲載されました。

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記事全文
【業務内容】

昨今、老後の不安、特に年金問題や老後2000万円問題が話題となる中で、政府は「貯蓄から投資へのシフト」をスローガンに掲げている。こうした動向に伴い投資市場全体が拡大することによって、投資用不動産トラブルの増加が危惧されている。このような状況下における投資不動産取引士の役割は、安全かつトラブルのない取引の実現に向けてより一層重要になっている。
投資不動産取引士は、物件調査、投資分析、価格査定、資金計画、契約、そして決済・引き渡しに至るまでの全過程に携わる。とりわけ、投資用不動産の特徴に関する領域(賃借人の利用、賃貸経営、特有の設備等)は問題が生じ易いため、専門の書類やツールを駆使し、徹底した調査と対応が求められる。
一方、投資家がトラブルに巻き込まれる主な原因は、必要な情報や知識を適切に得ていないことにある。これに対して投資不動産取引士は、物件の空室状況や駅からの距離等、リスク要因を一つ一つ丁寧に説明し、投資家が十分に理解できるようにする役目を担っている。



【活躍の場】

投資不動産取引士は、投資家に必要な知識及びメリットやリスクを伝え、助言や提案を行う等、投資用不動産の売買で活躍できる資格である。こちらは昨年、NHKの「首都圏情報ネタドリ!」でトラブルを未然に防ぐ資格として取り上げられた。番組内では、投資不動産取引士と実際の投資家との商談の様子が映され、投資家から「他にはない丁寧な説明で安心できた」というお声をいただくといった内容が紹介された。
また、投資用不動産の売買のみならず、その専門性の高さから幅広い分野において投資家を支援することができる。例えば、相続案件、節税案件、資産組換案件、空室問題、運用問題、ローン返済関連等、幅広い案件に対応可能である。節税案件からの購入や相続案件からの売却等、ビジネスチャンスへも繋がる。
さらに、投資不動産取引士は、一般社団法人日本不動産仲裁機構ADR調停人候補者の基礎資格として認定されている。これにより、紛争解決業務にも携わることが可能となり、業務範囲の拡大と信頼性の向上が期待される。