老朽マンションの「ドローン漏水調査」本格展開へ スカイエステート|住宅新報|業界ニュース|一般社団法人 投資不動産流通協会

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2020年12月01日

老朽マンションの「ドローン漏水調査」本格展開へ スカイエステート

 ドローン(無人航空機)のパイロット育成や派遣のスカイエステート(東京都目黒区)は、老朽化マンションでドローンを活用した漏水点検事業を本格的に開始した。建物の漏水状況を可視化し、点検費用や工期を大幅に圧縮するという。

 同社は2017年からドローンに赤外線カメラを搭載して外壁調査をスタートし、2020年8月末で累計200棟超のマンションで調査実績がある。タイル張りやALC(軽量気泡コンクリート)、サンドイッチパネル、窓枠などの現場で原因を特定し、高精度サーモグラフィーのデータなどと合わせて一級建築士が診断報告書をまとめる。従来の目視や触診、ゴンドラ調査などに比べて費用な時間を抑えることができる。

『住宅新報 2020年11月13日号より』