スルガ銀、物件を手放せば借金〝帳消し〟 シェアハウスめぐる不正融資問題で|スルガ銀行|業界ニュース|一般社団法人 投資不動産流通協会

業界ニュース

2020年03月30日

スルガ銀、物件を手放せば借金〝帳消し〟 シェアハウスめぐる不正融資問題で

対象は257人343棟、借金総額440億円
預金残高、源泉徴収票など改ざん

スルガ銀行(静岡県沼津市)は3月25日、シェアハウス向けの不正融資問題をめぐり、過大な借り入れをしていたオーナーが物件を手放せば、借金の返済を免除すると発表した。

対象とするのは、まず昨年9月に東京地裁へ民事調停を申し立てていた257人(連帯債務者含む)、343棟で、借金の総額は約440億円になる。スルガ銀の担当者によると、希望するほかのオーナーにも同じ対応を取るという。スルガ銀が再び、不動産投資家にとって〝頼れる存在〟となるのか、注目される。

『健美家ニュース 2020年3月28日より』

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