投資ローン、借り換え不可8割に。年収・資産状況に見合わない借入れ原因||業界ニュース|一般社団法人 投資不動産流通協会

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業界ニュース

2020年03月02日

投資ローン、借り換え不可8割に。年収・資産状況に見合わない借入れ原因

産投資家の8割ほどが年収や資産状況に見合わない多額の借り入れをして投資に及んでいる実態が浮き彫りとなった。

オンラインの不動産投資ローンサービスを提供するMFS(東京都千代田区)が、同社のサービスを利用している約2000人の個人投資家を調査したところそんな結果が出た。平均年収1166万円に対して平均の融資額は8243万円となっている。

これに加えて約7割が2%以上という高い金利で投資ローンを借り入れていることもわかった。既に借り入れしているユーザーの適用金利を分析したところ、2.0~3.0%未満の金利のユーザーが42%を占め、3.0~4.0%未満のユーザーが22%、4.0%以上も6%いた。2.0%以上が7割に達する。1.0~2.0%が25%で1.0%未満は5%にとどまっている。

自身のリスク許容度を超えての借り入れで投資している可能性が高い。なぜなら不動産投資ローン借り換えを申し込んだユーザーのうち事前審査で否決される割合が78%と約8割近くに達しているためだ。

『健美家ニュース 2020年3月2日より』

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https://www.kenbiya.com/ar/ns/research/loan1/3936.html