2025年上半期、首都圏の新築マンション市場は4年連続で供給戸数が減少し、価格はさらに高騰しています。不動産経済研究所によれば、1~6月の新築マンション供給戸数は前年同期比11%減の8,053戸と、2020年のコロナ禍以来の低水準。特に東京23区では供給が2,964戸(前年比13%減)にとどまりました。
1億円台"億ション"が常態化、中古も急騰価格の上昇は顕著で、首都圏新築マンションの平均価格は8,958万円(17%増)、東京23区では1.3億円(20%増)と、ついに1億円台が常態化しました。三井不動産が港区で販売する「三田ガーデンヒルズ」は全戸1億円超、最高45億円と記録的な水準で、こうした超高額物件が全体の価格を押し上げています。中古市場でも東京23区の70㎡当たり平均価格が初めて1億円を突破し、中古・新築問わず一般的な実需層の購入がますます困難になっています。背景には、都心部の用地不足や建設現場の人手・資材不足があり、今後も価格上昇圧力は続くと見られます。
2025年上半期、首都圏の新築マンション市場は4年連続で供給戸数が減少し、価格はさらに高騰しています。不動産経済研究所によれば、1~6月の新築マンション供給戸数は前年同期比11%減の8,053戸と、2020年のコロナ禍以来の低水準。特に東京23区では供給が2,964戸(前年比13%減)にとどまりました。
1億円台"億ション"が常態化、中古も急騰
価格の上昇は顕著で、首都圏新築マンションの平均価格は8,958万円(17%増)、東京23区では1.3億円(20%増)と、ついに1億円台が常態化しました。三井不動産が港区で販売する「三田ガーデンヒルズ」は全戸1億円超、最高45億円と記録的な水準で、こうした超高額物件が全体の価格を押し上げています。
中古市場でも東京23区の70㎡当たり平均価格が初めて1億円を突破し、中古・新築問わず一般的な実需層の購入がますます困難になっています。背景には、都心部の用地不足や建設現場の人手・資材不足があり、今後も価格上昇圧力は続くと見られます。